いぬかさブログ

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SCAJコーヒーマイスターは非コーヒー業界人でもなれる!認定試験の傾向と対策

妻です。

今年の春、日本スペシャリティコーヒー協会のコーヒーマイスター養成講座を受講して、7月の認定試験に無事合格しました。

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コーヒー関連業でもない一般人でもマイスターになれたよー!ということで、わたしの実体験に基づき、SCAJのHPには書いていないけど受けるなら知っておいても損じゃないよ!的なことをつらつら書いてみたいと思います。

 

申込は1日で満員に

養成講座の申込は、SCAJのHPからしか受け付けていません。

現在のところ、年に2回募集がありますが、いずれもあっという間に定員に達してしまうので、民間資格ながらその人気ぶりはなかなかのものです。

私は事前にそのへんの事情を聞いていたので、開始時間前にパソコンの前に座ってスタンバイしました。

この時に実技講習会の申込もするので、いくつかある開催日時からいつにするのか決めておかないと途端にもたつきます。グズグズしていて、申込満員になってしまったら悲しすぎるので、ほんと注意しましょう。

 

分厚いテキストとカッピングスプーンが届く

受講料を振り込むと、数週間して分厚い大判のテキストとカッピングスプーンが届きます。

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養成講座といってもこのテキストを独学で勉強するだけで、レポート提出や中間テストは一切ありません。オール独学。とにかく暗記です。

一方、実技講習会は半日かけての座学+カッピングワークショップで、出来不出来は関係ありません。リラックスして楽しめばよろしい。

勝手なイメージで、カフェ店員みたいな人ばかりなのかなーと思っていたのですが、おじさんもおばさんもスーツ姿の若者もいて、なんだか謎だったけれど、それはそれでちょっとほっとしました。いろんな人いるんだね。

 

いざ認定試験!あそこもここも出題範囲

試験は100問、100点満点。60点以上が合格。

私は主に巻末の練習問題を繰り返すという勉強法で、1〜2ヶ月の間、週末に数時間やりました。

ところが、実際の試験では練習問題以外からの出題が結構あって、もっと隈なくテキストを読みこんでおけば良かった〜と焦る羽目に…。

  • 練習問題に固執しない。
  • テキストのいわゆる本文部分以外、年表や資料編も覚える。
  • わからない漢字はひらがなで書く。
  • 地理(島の名前とか赤道の位置とか)はざっくり掴んでおく。

などが要点かと思います。ちなみに…私が一番驚いた問題は「カッピングの目的を5つ記述しなさい」(細かい表現は覚えてないけど)というもので、テキストのどこに記載されていたのかも記憶になく、しかも、センテンス用の長い回答欄が用意されていて目が点になりました。

  

マイスターになるまでにはなんやかんやでお金も時間もそれなりにかかるので、開業したいとか、コーヒー業界に転職したいとか、そういう明確な動機がない人にはちょっとハードルが高い感もあるかもしれませんが、確実にコーヒー買ったり淹れたり飲んだりするのが楽しくなります。

私は毎日コーヒー飲む派なので、おいしいコーヒーのおいしさがちゃんとわかるようになって地味にしみじみうれしいよぅ…。

 

散財したけど、マイスターなって良かったよ!!