いぬかさブログ

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西野カナの「トリセツ」に鳥肌がたつのはなぜかしら

妻です。

 

西野カナの色素薄い感じとタレ目が安野モヨコの画みたいでかわいらしく、曲はともかく本人のイメージには好感を持っていた私ですが、先日、テレビで彼女の人気曲「トリセツ」の歌詞をまじまじと見る機会があり、心底ゾッとしたので理由を分析してみようと思います。

 

ちなみに、歌詞掲載はいろいろ問題あるらしいのでナシでまいります。よろしくお願いします。

 

 

悪いのは私か、おきゃんてぃなカナか

「トリセツ」は、プロポーズされた女性が婚約者に向かって取扱説明書の要領で自分との結婚の心得を語りかける曲です。

 

「永久保証」「一点物」など、自分を家電かなにかに擬物化する手法がとてもユニークな楽曲ですが、一切ブレることなく、その設定を貫く歌詞を見守っていると、なんだか気分がモヤってきます

 

脳裏をよぎるのは、25歳以上の独身女性を売れ残りのクリスマスケーキに例えた結婚論や、マンガ好きの政治家の「女性は産む機械」発言。

 

飛躍しすぎと自分を諌めて、気を取り直し聴こうとするのだけど、カナが甘い声で追い打ちをかけてきます。今度は年齢を重ねることを「古くなる」だと?露骨なんだって、だからー。

 

さて、問題は私の感受性にあるんでしょうか。カナがおきゃんてぃが過ぎるのでしょうか。もはや私にはわかりません。

 

イメージは目のすわったメンヘラ女子

もちろん、中には「不機嫌なとき構ってくれないとすねるぞ!」とか、「記念日には食事に連れてってね!」とか、純粋に微笑ましい内容もちゃんとあります。

 

ですが気になって仕方ないのは、サビに繰り返される「こんな私」と「でも笑って許してね」「大切にしてね」のコンボ。

 

自分を卑下しながら、V字に無条件の愛情を求めるこの感じは、そう、まるで彼氏にどっぷり依存するメンヘラ女子!

「私ってこういう人間だから」と自分勝手に言い放って我を通しそう~。ゲロめんどくせえ!

 

 

最後に、今さらですが西野カナは嫌いじゃないんです。でも、この歌はなんか気持ち悪い。まあ、人それぞれ好き嫌いはありますよね。私は完全に「私がオバさんになっても」派だと痛感しました。