青森でぼちぼち保活。待機児童それなりにいます
妻です。
今年度中の育休復帰に備えて、ぼちぼち次男の保活をはじめています。
都会と違って地方の保活はさほど厳しくないように思われがちですが、年度初め一斉入所の4月を逃すと青森県でもなかなか希望の保育園に入ることはできません。
だから、やむを得ず育休を延ばす人もざらにいるし、実家の協力を得て仕方なく幼稚園にする人もいます。
0人ってちょっと、ちょっと・・・
ところが、公表されている青森県の待機児童はものすごく少ないんです。厚労省が発表している青森県の待機児童数(平成29年度4月時点)はまさかの0人。10月時点でもわずか44人です。しつこいようですが県全体でです。
県庁所在地の青森市ではどうでしょう。4月時点でやはり0人。10月時点では7人です。これが本当なら待機児童なんてほとんどいないに等しいですよね。
でも、入れなかった子たくさんいるよ・・・?
本当は200人超えてる
どうしてこんなことが起きているのかというと、待機児童の定義がおかしいからなんです。自治体が調査する待機児童数には、「育休中の児童」や「特定の園のみを希望して他に空きがあるにもかかわらず入所しなかった児童」が含まれないんですね。
このふたつを待機児童としないで、いったい何を待機児童というのか。実際問題、家や職場から遠い園や上の子の園と離れた別の園しか空いてなかったら、入れますよって言われたって入所できないじゃないですか。
こういう潜在的待機児童、隠れ待機児童の問題は全国的に注目されているところなので、早晩、青森県でも統計の出し方は変わってくると思いますけれども。
というか、これ以上、実情とかけ離れた参考にならない数字が新聞やネットで取り上げられると、子育て家庭の実態を知らないおっさん上司が「入れるのに選り好みして入らない」みたいな誤解をしかねないので、できるだけ早く改善してもらいたいものです。
ちなみに、県議会の答弁で「特定の園のみを希望したために入所できなかった児童」の数(青森県内)が公表されています。平成29年度4月時点で243人だそうです。どこが0人なんだかー。これでもまだ育休中が入っていませんので念のため。
で、うちは入れるのでしょうか・・・