いぬかさブログ

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とにかく痛い白斑 ラップ湿布で乗り越えました

 

妻です。

長男、長女、次男と三子とも母乳で育ててきた(現在進行中)私ですが、どの子の時も母乳量が安定して混合から完全母乳に移行できたのは産後一ヶ月くらい経ってからでした。

次第に増えるはずのほ乳量に比べて、おっぱいは徐々に小さく柔らかくなり、そのうち張らなくなるので「え?出てる?」と心配になったりしたものです。

おっぱいは受注生産。赤ちゃんが吸えば作られる。その仕組みがわからなかった第一子長男の産後は、「母乳はおっぱいに溜まる」というイメージにとらわれて、母乳が足りているかどうか不安で不安で充血した目でネット検索ばかりしていました。

出てるおっぱいほどふにゃぱいなんですよね。そして、見るべきは赤ちゃんの体重で、増えていればそれでよし。寝不足とストレスの方がよっぽど出なくなるので、母乳不足感の亡霊に悩まされている人は隙間時間にとにかく寝ましょうね。と過去の自分に言いたいです。

 

授乳中は激痛で白目。恐怖の白斑

さて、そんな母乳育児につきものなのが、いろんな痛~いおっぱいトラブル。

切れたらピアバーユ、ランシノー、馬油。乳腺炎で発熱なら産婦人科受診。その辺りは常識ですが、解決策がわからずに私がほとほと困ってしまったのが白斑(はくはん)です。

白斑とは乳口の詰まりのことで、乳首の先に白いニキビみたいのができること。おっぱいが詰まってしまって乳房は石でも入っているみたいにデコボコ固くなり、上から触れると痛みます。白斑自体もジクジクひどく痛み、授乳時には膿んだニキビをひねりつぶされるような激痛で脂汗が出るんです。

救いを求めてネットを放浪するも、大体ほとんどが「赤ちゃんにたくさん飲んでもらうしかありません」でまとめられている始末で、ぐおーーーー!そんなことはわかっている!今すぐこの痛みなんとかしてくれ!!と白斑ができるたびに天に叫んでいました。

ちなみに、一旦ミルクに切り替える手もありますが、その間の搾乳もまた痛い。それに直飲みに比べて搾乳機では詰まりが取れにくいので、一刻も早く痛みから解放されたい、開通してくれという思いから、また激痛をおして授乳するのであります・・・。

 

地味に効果あり。湿布=乳首をふやかしておく

ということで随分と前置きが長くなりましたが、何度も白斑に悩まされた私がいろいろ試して、これは地味に効果ありと定番化した方法が以下です。

①お風呂に入る。湯船に5分以上つかって、乳首をしっかりふやかす。

②あがったら、(できるだけ早く)乾燥する前にラップにワセリンやランシノーを真珠大に塗ったものを湿布する。次の授乳までそのままにする。

③湿布をはがしてさっと拭いてから授乳する。

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この方法で私の場合はほぼ確実に③の授乳で詰まりが抜けました。白斑自体はすぐには取れないけれど、詰まりが抜ければ痛みはかなり良くなります。お風呂に入るたびにラップ湿布をしていれば数日で白斑自体もなくなります。

湿布は授乳のたびに新しいラップに替え、汗をかいている場合は清浄綿や温タオルで拭いてからにした方が衛生的だと思います。